久しぶりに


ウワー!
ごいす久しぶりにブログ書きますわ!1年10ヶ月ぶり…
久しぶりに管理画面開いたら、過去の日記に付いた知らない人からの罵詈雑言コメントが表示されてました。
あーあったなーこういうの。おもしろい。
最近はツイッターに移行しちゃったんで、こういうわかりやすい悪口とかあんま見なくなりましたね。
みなさんいつもご声援ありがとうございます。
って、こんな放置ブログ見てる人なんかいないだろうけども。


今年いろいろあったなー

ハリネズミを飼いました。シーリちゃんです。ふへへ、かわいい。


平波亘監督の映画『トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ』の撮影で広島に行きました。
広島大好きになったなー。

この映画の音楽と主演をされた広島のバンド、ガール椿の皆さんとの出会いも素晴らしかった!
来年発売予定のニューアルバムにわたしも少し参加してるので是非是非チェックしてみて下さい。
ちょーかっこいいです。



俳優友達3人で結成した謎のユニットThe NAMELLOWSの活動も楽しい。


クリックして読む写真絵本『河童の川流れ』
河童の川流れ


最初は3人で映画撮ろうって集まりだったんだけどなんかバンドっぽいんでバンド的な活動も始めました。
わたしはベースです。ベース楽しい。




あとはなんといっても『恋の渦』な一年でしたね。
このことはまた時間があるときにゆっくり書けたらいいな。






今年を漢字一文字で表すと『忙』だな
そこまで忙しいって感じでもないはずなんだけど、なんだかバタバタ慌ただしくて、心を亡くしてた気がするから、忙。
大事にしたい人や作品や感情が多過ぎた。
それはほんとにありがたいことなんだけど、地に足着いた生活がおっつかなかった。


あーー


来年はもっとキャパの広い大人になりたい…


だってついに30だもの





ふえーーーー


(そういえば喧嘩別れしてたうずめ時代の芝居仲間と8年ぶりくらいに飲みました。退団した時は一生口ききたくないと思ってたけど、時間が解決することってあるんですね。積もる話がいっぱいあって、いいお酒が飲めました。「10年前と変わってないね」って言われて嬉しいのか恥ずかしいのか。でもよかった。憎しみなんて意地で持ち続けるもんじゃないよ)

一年前のわたしへ

一年前のわたしへ

と書き始めたはいいものの、何から話せばいいか
とにかく、あの大きな地震津波で世界がすっかり変わってしまいました。
(世界というのはもちろん、一人ひとりの中それぞれにあって、たくさんの世界の中の、わたしの世界のことですが)
震災の影響で仕事もしばらくなくなり、あなたは毎日不安なのに部屋の中に居ることしかできなくて、日常を取り戻していく東京で、独り焦って、悲しみのやり場もなく、眠れない日々を過ごしていますね。
でも石巻に行って、見えない恐怖は目に見えるもの、手で少しずつかき出せるものに変わっていき、目の前の小さなことを、ひとつずつ、動かしていくしかないことを知るでしょう。
そして東京に帰ったあなたは、今まで見ないようにしていた目の前の場所へ、一歩踏み出します。
それは自分が一番出来ること、一番簡単だけど、一番難しくて、一番楽しいこと。
あなたはまだ、傷が痛くて、わたしが楽しんでいることを、不謹慎に思うかもしれません。
たくさんの尊い命が亡くなりました。たくさんの愛されたもの達が粉々に砕かれました。福島第一原発は今も危険な状況です。
だけど、わたしは生きています。
わたしは精一杯、生きようと思います。海水浴はできなくなったし、あたたかい雨に打たれても肌を刺されるような思いで、口に入れるものにも気を配らないといけません。とにかく以前よりも、生きることや、この身体で子供を産み育てていくことへの意識が強くなりました。
生きるというのは、被災地の支援をすることや、抗議活動やデモをすることだけではありません。それは子供を育てていく世代の人間として、未来のために忘れてはいけないことですが、まずは、目の前の家族や、恋人や、友だちを、目一杯大切にすること、愛を伝えること、わたしが笑顔でいることが、わたしが一番大事にしなければいけない生き方なんだと思います。

2012年3月11日
今日はこの一年で知り合った人たちに会いにゆきます。
ぐじぐじしていたわたしを地震がゆさぶってくれたおかげで、わたしは一歩を踏み出すことができたみたいです。
だからね、今、そちらは大変だろうけど、大丈夫ですよ。
あと、あやちゃんが今年結婚するので(しかも婿養子!)そのへんのプレッシャーも大丈夫です。
大丈夫。むしろ未来を楽しみにしてください。






石巻の方々が、忘れられることへの不安を語るまなざしを、忘れたことはありません。
わたしになにができるのか いまも考えてみてます。
    






        

たつとし

今年は年賀状出せなかった。
なんだかなに書いていいか思い浮かばなくて 年賀状くれたみんなごめんなさい
見守ってくれてる人たちがいるのはとても、心強いです。
ひとりじゃないんだなぁ
ありがとうございます。


さあて
踊って占えるミュージシャン、サードクラスのはかまださんから、今年は去年よりよい感じとのお言葉を頂いたので、勇気を持って龍に乗ろうと思います。

いきますぞー!

こっぴどい猫


お披露目上映から1ヶ月経ってしまっていまさらなんですが記事書きますおはようございますすみません。


モト冬樹さん生誕60周年記念映画 今泉力哉監督『こっぴどい猫』に出演させていただきました。
先月26日のお披露目上映ではほんとうにたくさんの方にご来場いただきまして、嬉しい気持ちでいっぱいです。
来年の一般公開も決まったようなので、これからもっとたくさんの方に観て頂けると思うと、なんというか、心がふわっと軽くなります。
舞台に立ってお客さんに観てもらえるときは、お腹の底から震えるような、世界を身体で感じるような喜びがあったのですが、映像だとまた違いますね。心とか、魂が救われる感じ。
スクリプト』も海外でたくさん観てもらえたので嬉しかったけど、こんかいの『こっぴどい猫』は身近な友だちやお母さんやお母さんの仕事関係の人にも楽しんでもらえて、すごくすごく安心しました。いろんな人に評価されることはもちろん大事だけど、わたしにとってはやっぱり、大切な人たちが笑顔になってくれることが一番だし、そういう力のある作品に関われたことは本当にありがたいなあと思います。
今泉監督、スタッフ、関係者のみなさま、モトさん、キャストのみんな、平井君、感謝感謝です。


年が明けたら、またいろんなニュースがあると思うのでお知らせします。ふふふ。楽しみです。



(撮影は8月だったのですが、クランクアップの日記を書いたら「こっぴどい猫」で検索するとこの日記がトップに表示されるという大変申し訳ないことをしてしまいました。消した方がいいのかな。インターネットってこわいですね。そんなことよりグーグル先生わたしのサイトのURL更新してください)

第14回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭

しばらく更新わすれてた…すごく今更なんだけど、10月に『スクリプト』が蓼科高原映画祭で招待上映されたときのこと。

第14回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭
http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/index.html


開会式の様子が地元紙の一面に…わたしの靴下が浮いてます


(ちなみに隣の記事は「公衆トイレ洋式化検討」)

スクリプト』の上映があった新星劇場の前では地元の方々の豚汁や田楽や寒天がふるまわれていてとっても暖かい映画祭でした
\レッドカーッペット/


舞台挨拶。地元のみなさんやはるばる山口や関西からこられていたおじいちゃんおばあちゃんにも楽しんでもらえたみたいでよかったです!

今まで何度か『スクリプト』の上映あったけど、怖いの苦手だから展開知ってても毎回ひやひやドキドキ…その中でも今回音響がよかったのか、いちばん面白く観れました。『スクリプト』はDVDじゃなく、大画面高音質で観るためのほんとの「映画」なんだなあと発見。これからもいろんな映画館でかかるといいなあ。


交流会で監督のアルベルト、茅野市長、プロデューサーのラン・イーシュエンさん。

茅野市長「わたしの名前は覚えなくていいので、眉毛だけ覚えて帰ってください。」


この日の交流パーティは店を流れ流れて5次会まで!中原さんのギターが爪弾かれるなか、良い夜が明けていきました。
(オーストラリア生まれの撮影監督ポールはいいやつです。)




蓼科高原映画祭は地元密着のとってもいい映画祭でした。
スタッフの皆様、ご来場のお客様、ほんとうにありがとうございました。
そして『スクリプト』のみんなおつかれさま!海外の映画祭でもたくさんかけてもらえて、役者冥利に尽きます。
これからもっといろんな国のいろんなひとたちに観てもらえるといいな。


幸せなことですね。






         ああああ舞台の感想とか『こっぴどい猫』のこととかも書きたい…追々…